C言語やC++の代表的な整数型はint型です。このint型が16ビット以上であることはよく知られています。正確には、その表現範囲が少なくとも-32767~+32767ということになります(-32768~ではない点に注意)。
しかし、現在PCのプログラミングで広く使われている処理系ではint 型は32ビットです。int型が64ビットの処理系もありますが、広く普及しているとはいいがたいので、原則として32ビットだと考えてよいでしょう。
C言語の影響を強く受けたJavaやC#のような他言語にもint型がありますが、それらも32ビットのことがほとんどだと思います。そういったこともあって、なおさら「int型といえば32ビット」という感覚になってしまいます。
では、int型が16ビットの処理系は過去の遺物で、今では極例外的な存在でしかないのでしょうか? もし、本気でそのように考えているのであれば、井の中の蛙になっていることを疑わなければなりません。
現在でも、ArduinoでおなじみのAVRやルネサスのRL78のようなマイコン向け処理系ではint型が16ビットのことは普通にあります。それらの処理系は、レガシーなものだといえばそうかもしれませんが、広く普及し、現在でも広く使われているわけですから、これらを無視して「今どきintが16 ビットの処理系なんて無い」という論は成り立ちません。

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